破顔一笑

日記みたいな何か/1987

ITOSHIKI HIBI NO MANNAKA DE

"愛しき日々の真ん中で"

 

こんなにも苦しくてどうしようもない心の記憶を、一瞬で呼び戻してしまう歌があるだろうか。

 

せつないんだけど、とても美しいメロディーと苦しくて苦しくて押しつぶされそうな歌詞。

ああ、そうか。

これは僕の4年の記憶と生活と想いのすべてなんだと気づいた。一緒に居た4年ではなく、この場所で想っていた4年。

 

過去の思い出はどうしたって綺麗に映る。嬉しいことも悲しいことも、泣いた日も笑った日も。昨日のように思い出せるよ。

この歌を聴くと本当に感じてしまう。これが後悔なんだって。自分は後悔してるんだ。なんでもっと早く向き合わなかったんだって。ずっとずっと好きだったのに。一秒だって忘れたことなかったのに。

でもこの歌で気づく。受け入れるということを。実際どうしようもないからね。学生とか20歳そこそこの恋愛じゃないし。わかってるけど向き合いたくなかった。だけど受け入れることをちゃんとしようと思わされた歌でした。

僕のこの恋愛は人生最大だった。大袈裟に聞こえるでしょ?本当に人生最大に好きになって、自分自身もたくさん成長出来たし、影響受けたし、