破顔一笑

日記みたいな何か/1987

Drama...

ついに
言われてしまったな。

 


スコーンと
撃ち抜かれたみたいに。

 


きっと。いつか。
そうなることも
わかっていたけど
わからないふりをしてきた。

 

ずっと、怖かった。

 

 


まだ好きなんだろ?の言葉に
頷く以外なかったけど
言わないの?の言葉には
言わない。しかなかった。

 

その言葉をいったら
もう会えなくなるから
言わない。

 


そう決めたなら
最後まで言わなければよかった。
中途半端に。
本当は。
そんなもんじゃない。

 

 


ずっと。
本当にずっと。
原動力だったよ。

 

会ってないのに。
なんでだろう、なんて
わからないぐらい
日常にいたんだ。

 


ずるいけど
どんな形であれ
他愛もない話が出来たり
真面目な話が出来たり
まーほんとに。
綺麗事のように聞こえるけど
まじだよ。まじ。
笑ってる顔見れたら
それでよかったんだ。

 

 

友達に
大好きじゃん!って言われたけど
そうなんだよね。って返すと
認めるんかい!って。
認めるよ。
どれだけ時間が経っても
変わらないんだ。

 


すごいね、それ。って
ひとこと。

 

 

まーでも。
もうね。
しかたない。

 

 

 

いや。わかってたんだ。
わかりたくなかったけど。
この道に先はないし
自分の夢を叶えるには
ここを越えないと
そこにはたどり着けないってこと。

 


そう思わないと
やってられないんだと思う。

 

 


儚い。
気持ちなんて。
こんなもんだよ。

 

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