破顔一笑

日記みたいな何か/1987

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仕事の話をします。

 

今、新人さんが
どんどん入ってきてて
その人たちの
レーニングを担当してるんですが。

 

1から仕事を教えるって
改めて大変なんだなぁと。

 

年齢、性別、経験、やる気
元々のポテンシャル
見極めも必要だし
その人に合ったやり方、ペースで
教えていく。

 


その中で
店長が悩んで悩んで採用した
中国籍の人(23歳男)がいるんだけど。

 


日本語は話せる、理解できる。
でも100%じゃない
んー、70~80%ぐらい?
もうちょいあるかな?

 

基本的な会話は大体出来るけど
ニュアンスとかが難しくて
たまに伝わってないこともあったり
向こうの言ってることが
わからなかったり
仕事を教えることよりも
言葉の壁にぶちあたります。

 

だから
他の新人さんよりも
率直に言えば大変。
時間もかかりそう。

 


でも。
何より、一生懸命なんです。
メモ帳持ってこないけど(笑)

 

わからないことがあったら
その場でちゃんと聞いてくるし
忙しくても
自分が出来る範囲で動くし
今日やったこと
家で練習してきます!!って
言ってたし。

 

やっぱり
一生懸命って大事だなぁ。

 

失敗しても
うまくできなくても
ちゃんと出来るようになるまで
見守ってあげなきゃと思いました。

 

一生懸命やってれば
周りも応援してくれる。
スタッフからも。
お客さんからも。

 

 

日本が好きです!って
言ってもらえることが
こんなにも嬉しいんだなーって
最近気づきました。

 

誇らしい気持ちになると同時に
有り難い。

 

母国以外で
そこに住んでみたいとか
その国がめちゃくちゃ好きだとか
自分にはないから
不思議な感じがするけど。

 

日本のここが好きって
どれぐらい言えるかな?

 

 

 

日本人の外国人アレルギーについて
昔、上司と話したことがある。

 

たとえば
アルバイトの募集で
日本人と外国人だったら
能力ややる気も見ず
迷わず日本人をとる、とか。
外国人、というだけで
判断してしまう。

 

言葉の壁もそうだし
文化の違いや
あとはイメージ。
中国人や韓国人に対しては
特にマイナスイメージが強い
政治的なところからかな。

 

今うちの会社は
外国人だから…
そんな理由で不採用とかやめなさい
日本人と分け隔てなく
採用基準を持ちなさいと
強く言います。

 

現場の人間からしたら
育てていくのは現場だから
そんなこと言われても…って
思ってました。

 

でも
ちゃんと触れてみないと
その人がどういう人かわからない。

 

日本語が全く話せないとかだったら
難しいけど
言葉が話せたり
経験があったとしたら
人材としては
めちゃくちゃ有望かもしれない。

 

見かけやイメージで
判断しちゃだめってことですね
ほんとに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに転換期
新しいことを受け入れる準備
そしてそれを進めていく。

 

それでも
まだまだ、甘すぎる。

 

ちゃんと地に足ついてるかな
なんだかふわふわしてる気がして。

 

そのときの
「感情」
忘れちゃいけない。