破顔一笑

日記みたいな何か/1987

きみといる普通の今夜ですと

12月17日。
また今年もこの日が終わる。

 

なんだか今日は
いろいろ思い出してました。

 

 

 

手術をした日。
朝からそわそわしてた。
手術台にのったとき
ついにか、って思いながら眠った
そして目が覚めたとき
死ぬほど痛かったなぁ。

 

胸の手術の何倍も痛くて
ものすごく大変だった。
でもひとりじゃなかったから
心強くて、安心出来た。

 

あのときから
あの日から、4年。

 

 

 

あの頃がピークで
終わったから燃え尽きた、的な
そんな感じの言葉を言われて
少しショックだったなー

 

まあ、そう思われても
しょうがないんだけど!

 

 

 

 

 

この日は、たぶん
ずっとずっと思い出す。
目が覚めたときに
目の前に見えた歪んだ白い天井と
激しい下腹部の痛みと
大丈夫?痛い?という声。

 


そのときまでだった
なんて言われたって
この日は人生最大の痛みと共に
大事な日だったんだから。

 


治療、を決意して
東京に向かった
あの吹雪の朝と同じ。

 


雪に掻き消してほしかった
これから進んでいく
不安定な道のりを
不安な気持ちを。

 

 

 


今日の埼玉は寒すぎました。
さすがに雪は降らないけど。

 

だから
違う場所に居て
ここで生きてんだなぁって思った
しみじみと。

 

 

 


片付けしてたら
手術のときに
書いてた日記を見つけました。

 

素直で、切実な文章だった
不安も当たり前にあったけど 
この道の先には
たくさんの希望があると信じてた。

 

原動力。だったんだなぁ~
ほんとにね。

 


頑張らないと。
ずっと言ってるけど
頑張ることを、きちんと頑張る。

 

決断も覚悟も
大きなそのひとつ。

 

 

とりあえず
今日という日に、ありがとう!


何年先もずっと
大切にしたい日です。

 

f:id:kooouki:20200923181532j:plain