破顔一笑

日記みたいな何か/1987

大好き

あれからずっと
もしもああしてたらって
思ってるのがくやしくて
まだまだ終わってなんかないよねって
誰かうそぶいてる

 

そう季節はめぐって
すべてかわって
見える景色の中にきみはいなくて
ただ時は過ぎていくだけって
またうそぶいてる

 

戻ってきてほしいなんていわない
ただひとつ
きみに確認したかったんだ
例えばきみは愛されていた、とか
例えばその愛を誇れる?とか

 

人は出会う
だけどいつかは
お別れのベルが鳴る


人は気付く
何が大切だったのかを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涙がとまらなくて。


なんでだろう?なんて
わからないぐらい

 

心のどこかで
いつか、きっと
会えるときがくるかなって
思っていたから

 


ただ、それよりも
一番近くに居た人の気持ちを
考えれば考えるほど
つらくて、悲しい気持ちが
絶え間なくて

 

本当のことなんて
誰にもわからないから
だからこそ
いろいろ考えてしまって

 

でも、どんなことを考えても
涙が止まらないんだ

 


一緒にいたかったはずなのに
最期の最期まで
ずっと離れたくなくて
お互いわかってて


存在の大きさも
居心地も温かさも
全部全部

 

優しさだったのかな、なんて
そんなの余計につらい


でも、そんなの
否定なんて出来ない

 

たら、れば、が
こんなにも悔しくて
こんなにもつらいんだなぁ。

 


居るはずのあなたが
もしかしたら
もう居ないなんて
会えないなんて

 

触れてみたかった
声も雰囲気も
ちゃんとこの手で知りたかった

 

 

ずっとずっと
守っていてほしかった

本当は、それがいちばん。

 


今、出来ること
なにがあるだろう。

 

f:id:kooouki:20200923135330j:plain