破顔一笑

日記みたいな何か/1987

真夜中の

出勤するとき
自転車に乗りながら
毎日、空を見上げる。

晴れの日も曇りの日も
たまに雨の日もある。

晴れていて
風も雲もない日は
すごく清々しくて
うれしくなる。


職場までの道に
桜の木があるところが
3ヵ所あって
ちょっと前まで満開で
すごくきれいで
春だなー
もう春かー
なんて思いながら
その道を通ってた。


そうなんだよ
もう春だ

あんなに寒かったのに
もう春。

 

時間は進む。常に。
人生も、進む。
知らぬ間に。

いや、知ってるのに
わかっているのに。

 

 

救われたことがあって

救われた?
いや、とてもとても
有り難かったこと。


人ってやっぱり縁なのかなとか
繋がりって大事だなとか
相手を大事に思ったり
接することで
応援してもらえたり

あ、やっぱり
一生懸命やると
いいことあるのかもなって
思えた瞬間


今は全然一生懸命でもないし
くだらねーとか
めんどくせーとか
ふざけたことしか
思ってやってないけど


でもこういうふうに
思ってもらえて
応援してもらえて
有り難いなーなんて
思える心が
まだ自分にもあったのかと。

 

日々の時間の流れに
そのまま流されないように
紛れないように
目をそらさないように。

 

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