破顔一笑

日記みたいな何か/1987

出会いの縁

小さい頃からあった違和感。


大きくなるにつれて
その違和感が確実なものになって
悩んで悩んで
時にはすごくつらくて
どうすればいいのか
感情の行き場もなかった。


わかってほしかった
けど、まず周りに言えなかった。

 

時は流れて。


なんとなーく描いていたことが
少しずつ現実になって
時間はかかったが
戸籍変更まで終えた。

 

そして今は
いわゆる、埋没して生きている。


元女性であるということを
言う必要性を感じないから。


と、思っていたし
今も思っているけれど


オープンに生きている人に出会って
いろんな話をして
単純に、羨ましく思えた。


根本の価値観や
物の捉え方、感じかたも、考え方も
ほんとぜーんぜん自分と違う。
面白いぐらいに。


こんな人いるんだ、ではなく
この人すげーな、という
唯一無二の存在のように思えた。


だからこそ
人に好かれ、愛され、必要とされ
周りに人が集まってくるんだろうな。


人間力、ってやつを
ほんとに感じました。


むつさん(職場上司)以来だ。


こんな人いるんだ!という
あの特別な感覚。
誰にとってもきっと
そういう人はスペシャルに
映るんだと思う。


あまり出歩かないし
交流が苦手だけど
やはり出会いは大事だなぁと
改めて実感しました。


大袈裟に聞こえるかもしれないけど
こういう人が世界を動かして
世界を変えていく力を
持っている気がします。


また会える機会があれば
いろんな話をしてみたいなー